道路雪氷対策の最適なソリューションを提供する山田技研株式会社

製品情報

冬期気象センサ<ウィンターセンサ>

冬期気象センサ<ウィンターセンサ>

降雪の気象状況をリアルタイムに把握
効率的な融雪制御で省エネを実現

降雪および凍結事象を熱収⽀に基づく熱量単位(W/㎡)で計測するセンサです。
このセンサでは、凍結事象の把握と共に、降雪量や凍結量に応じた最適な融雪運転および凍結防⽌運転を⾏うことができるようになります。

冬期気象センサ

製品特徴・メリット

[ 降雪・凍結の強度を熱量で計測 ]

主な特徴

  • 降雪強度、降雪・凍結熱量をリアルタイムに計測
  • 降雪量や凍結量に応じた最適な融雪運転・凍結防止運転を実現
詳しい特徴
  • 降雪の感知(雪粒⼦数の計測)
    雪粒⼦感知専⽤の光線を雪粒⼦が遮る状態を感知して、雪粒子数の計測
  • 着雪の感知
    熱量計測盤上に乗った雪で着雪感知専⽤の光線が遮断されると、着雪状態と判断
  • 降雪熱量の計測
    熱量計測盤上に降り積もる雪を融雪し、この融雪に要した電気熱量を降雪熱量として算出
    降雪熱量から降雪強度を算出して、ゲリラ豪雪をリアルタイムに把握
  • 凍結熱量の計測
    熱量計測盤を凍結しない温度に保つために供給した電気熱量を凍結熱量として算出
    凍結熱量をリアルタイムに把握
  • 熱収⽀計測による融雪装置制御
    計測された降雪熱量・凍結熱量をもとに最適な融雪制御を⾏い合理的な融雪を実現
    ムダのない融雪制御による省エネを実現

センサ設置例

[ センサ設置例 ]

センサ情報例

[ センサ情報例 ]

おすすめ使⽤例

現状把握

+

今後の状況把握


機能について

冬期気象センサの機能

 

  • 雪粒⼦数(0〜100個/分)
    落下する雪粒⼦を計測することにより降雪を感知します。
    ※降雪 センサとしてご利⽤いただけます
  • 降雪熱量(W/㎡)
    降雪事象を降雪熱量として計測し、熱収⽀による融雪運転制御を⾏います。
    ※降雪・融雪 センサとしてご利⽤いただけます
  • 凍結熱量(W/㎡)
    凍結事象を凍結熱量として計測し、熱収⽀による凍結防⽌運転制御を⾏います。
    ※凍結防⽌ センサとしてご利⽤いただけます
  • 気温(℃)
    気温を測定します。

また上記のセンサ情報を

  • センサの計測値や設備稼働状況を時刻データと共に記録します。
  • 計測データを情報配信(遠隔モニタリング)することができます。

氷雪気象の把握

[ 氷雪気象の把握 ]


製品仕様

製品仕様については、以下の仕様書にてご確認ください。

ダウンロード
注意事項

・光学部品を装備しているために定期的なメンテナンスが必要です。


よくある質問

設置環境・場所の条件は?

答えを見る

センサ上部に障害物がない場所への設置が必要です。
例えば、センサ上部に樹木や電線などがない見通しの良い場所を推奨しています。
見通し範囲はセンサ上方仰角45°の円錐状となります。

路面性状を直接モニタリング可能?

答えを見る

疑似路面として雪氷気象を計測しているため、本センサだけでは不可能となります。
路面性状を直接把握(測定)する場合は「路面性状センサ<NEWロードアイ>」を参照してください。


その他

共同研究

「1998年京都ベンチャー⼤賞
(京都市・京都市ベンチャービジネスクラブ主催)」
「2000年福井県科学技術奨励賞(福井県)」
「2003年第25回⽇本道路会議の優秀論⽂(⽇本道路公団)」
「2003年雪氷技術賞(⽇本雪氷学会北信越⽀部主催)」
を受賞することができました。

また、道路管理者と共同で国際・国内特許を取得しました。

論文(pdf - 1.9MB)

賞状

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